あいさつ
第2回安芸太田しわいマラソン
実行委員会委員長 小笠原 昭徳
「第2回安芸太田しわいマラソン2011」の開催に当たり、実行委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。
昨年に引き続き、全行程88km、高低差854mという日本屈指の過酷なコースとなる第2回目のウルトラマラソンをこうして開催できますことに、主催者として深い感銘を覚えます。
本年3月11日に発生した東日本大震災は、地震の大きな揺れに加え、その後発生した大津波により太平洋沿岸の市町村は壊滅的な被害を受け、死者・行方不明者2万人余という未曽有の大災害をもたらしました。さらに、東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射能汚染が追い打ちをかけ、いまだ収束の見通しも立たない中で、ふるさとの地を追われて避難生活を余儀なくされている多くの被災者の方々を思うとき、当初は当実行委員会でも今年の開催は中止すべきという声もありましたが、「被災地以外の地域の元気が被災地を支援することにつながる」との被災地からの声に逆に励まされ、予定どおり今年の大会を開催し、遠く離れた広島・安芸太田の地からも元気とがんばりを発信することとしました。本大会では被災地を支援する具体的な方法として、完走者一人につき500円を義援金として実行委員会から被災地に送ることとしています。
大会開催に当たっては、山県警察署、安芸太田町消防団等の関係機関のご支援をいただくとともに、今年もコース沿線内外の自治振興会や多くのボランティアの皆様に運営スタッフとしてご協力いただいています。慣れないウルトラマラソンの運営でご迷惑をおかけする点もあるかと存じますが、スタッフ一同「おもてなし」の気持ちを大切に全国各地からお越しいただいた315名を超える選手の皆様に本町の自然と人々とのふれあいを堪能いただけたらと存じます。
選手の皆様、日頃の鍛錬の成果を十分に発揮され、事故なく完走をめざして頑張ってください。
最後になりましたが、ご支援、ご尽力いただきました関係者の皆様並びに本大会の趣旨に賛同してご支援を賜りました協賛企業各社に、この場をお借りして心から敬意と感謝を申し上げ、私のごあいさつとさせていただきます。 がんばろう!日本
安芸太田町長 小坂 眞治
「第2回安芸太田しわいマラソン」を開催されるに当たり、地元安芸太田町を代表して歓迎のごあいさつを申し上げます。
本町は、緑豊かな西中国山地の山々と清流太田川の本支流に抱かれた自然美溢れる町です。
昨年に引き続き全国各地から300名を超える選手をお迎えできますことは、この上ない喜びであり心から歓迎を申し上げます。
「しわいマラソン」の「しわい」は、「苦しい、しんどい」を表すこの地方の方言です。
全行程88km、全国屈指の高低差854mという本大会は、まさに「しわい」と呼ぶにふさわしい過酷なコースです。この過酷という以外に適切な言葉が見つからないウルトラマラソンに挑まれる選手の皆様は、私たちにとってはまさに「鉄人」の集まりです。
一方で、コース上には美しいアーチ式のダムとして日本第2位の高さを誇る「温井ダム」、美しい草原状の山容を誇る「深入山」、日本最南端の本格的なスキー場を有する広島県最高峰の「恐羅漢山」、日本棚田百選に選定された美しい「井仁の棚田」など、数多くのビューポイントがあり、選手の皆さんは、「しわい」以上に沿道の温かな声援、清流のせせらぎ、木々の木漏れ日、小鳥のさえずりなどに癒され、勇気付けられるものと確信しています。
初めての開催となった昨年の大会では、選手の皆さんの評価はもちろんのこと、コース沿線の地域の皆さんからも「選手の頑張りに感動した」「最初はどうなることかと思ったが、やってよかった」などの声が数多く寄せられたと聞き及んでいますし、地元新聞社でも「小さな町の大きな挑戦」として取り上げられるなど、町民の連帯感と地域の活性化に大いにつながったものと喜んでいます。
今年の大会は、東日本大震災の被災地支援の思いを込めたものとも聞いています。選手の皆様の大いなる頑張りをお祈りするとともに、大会開催現までご支援、ご尽力いただきました実行委員会及び関係者の皆様に心から敬意と感謝を申し上げ、私の歓迎のごあいさつとさせていただきます。





